ナースゆきのティータイム

院卒ナースのつぶやき

ギリギリ脱出 留年生活

看護短大2年生の時に留年し、2年生を2度経験した。

その年度末の定期試験。

この試験が合格しないと3年生にあがれない。

留年生活脱出も一苦労でした・・・

 

 

私が落としたのは外科学と関係法規

でも、留年生活にあぐらをかき、結局あまり授業に行ってなかったうえに

授業を受けても、眠くなって寝てしまうとうい授業態度・・・。

結局、本試験では両方合格できず追試験を受けることに・・・。

 

追試験の情報は大学の掲示板に貼られます。

その情報を見るためだけに、大学に行くのですが

なにせ、片道2時間弱かかるので、毎日は行けず

週に2日大学に行く程度。

 

外科学の追試験の情報は確認でき、なんとかかんとか合格。

しかし、関係法規の情報がなかなかあがらない・・・

と思っていると、私の見落としで関係法規の追試験はレポート提出になっていた。

で、そのレポートの締め切りはというと・・・

え?明日やん・・・😨😱

 

 

今からレポート書かないと、間に合わん!!!

しかし、すでに夕方からバイトが入ってる😭😭😭

どうしよう~~~💦💦💦

 

いやいや、冷静に考えたら、バイトなんてしてる場合じゃないでしょ。

人生かかってんだから、バイト休みます!って言うところでしょ!!

 

でも、その当時の私はバイトリーダー的な存在になっていたので

なかなか休むと言えなかった・・・

 

で、結局、友達に頼る。

別の看護短大に行っている親友に事情を説明し

私の代わりにレポートを書いてもらうことをお願いした。

親友は私と同じ食いしん坊だったので

不二家のケーキ8個で手うつわ」と。

 

 

いや~持つべきものは親友😭😭😭

・・・おいおい、看護師がそんなんでいいのか!?

という声が聞こえてきそうですが・・・

 

いいんです!!!

最後にちゃんと国家試験さえ合格すれば。

それまでにちゃんと勉強すればいいのです。

 

てなわけで、レポート作成を親友にたのみ

私はせっせと不二家でバイト。

バイト終わりに不二家でケーキ8個買ってレポートをとりに行った。

 

親友の書いたレポートは完璧✨✨✨

当時、パソコンも普及していない時代だったので

レポートは手書きなんですが、先生が私の自筆を知る由もなく

親友の字のまま、そのまま翌日レポートを提出しました。

 

もちろん、判定は「可」

(追試験は満点とっても全員評価は「可」)

 

 

めでたく、3年生にあがれました~✨✨✨

 

先生方、本当にお手をわずらわせました~。

今思うと、こんな問題児を育ててくださったことに感謝です。

 

 

もちろん、この時ズルしたツケは国家試験でまわってきます・・・。

 

でもね、看護師という仕事は関係法規の勉強だけではないのですから・・・

もっと、もっと重要な勉強があります。

今、教員になってみても、そう思います。

 

本当に大切なのは、患者さんを思いやる心と適切な技術。

そして、ある程度の知識。

看護師は医者にはなれません。

医者ほどの知識を持つには限界があります。

それよりも、ある程度の知識で、患者さんにとって今何が必要なのかを

真摯に考え、懸命に支援する態度と気持ちが1番大切だと思います。

 

私は学生時代、本当に勉強においては中途半端だったけど

患者さんを思いやる心はあったと思います。

でも、勉強は現場で働く中でもできるし、知識ももっと積める。

 

もし、勉強ができないと悩む看護学生がいたら

100点とらなくていい、60点とれたらいいんだよ~と教えてあげたいです。

(そういう私はその60点すらとれず、留年したわけですが・・・😅)

そんな私でも教員になったんだから・・・

 

 

て、ことで3年生になれた私は

いざ、病院実習へ!!