ナースゆきのティータイム

院卒ナースのつぶやき

看護師に向いてない・・・

初めての病院実習で

看護短大1年生の夏休み。

はじめての、病院実習がありました。

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しかし、私は

初めて見る看護師の仕事

理想と現実が違いすぎて

 

 

「私、看護師向いてないんちがうかな」

 

 

と思い、実習に行ったあとの

大学に提出する感想文

 

 

『私は看護師に向いてないと思いました』

 

 

と、正直に書きました

 

 

普通、大学に提出するレポートに

「看護師向いてない」なんて

出すべき内容じゃないのですが

自分の気持ちを取り繕うのが嫌だった私は

「正直でありたい!」と思い

そう書きました。

 

 

私は、のちに留年するですが

この時から留年のフラグが立ってたわけですね。

 

看護師像の理想と現実

初めての病院実習は大学病院の眼科病棟でした。

 

夏休みということもあって

子どもの入院が多く

「斜視」といって

眼球(めだま)が斜めを向いている病気があるのですが

その手術をして、眼球の向きを正しい方向に

矯正する、という手術をする子どもが多かった。

 

 

子どもの手術は基本的に

全身麻酔で行われるので

全身麻酔をして手術を終えた子供たちは

錯乱状態だったり

麻酔の副作用で、気分が悪くなる

という子どもが多く

看護師さんは優しく声をかけたり

酸素をつけたり

背中をさすったり

点滴を調整したり・・・

としていました。

 

 

私が描いていた看護師さん像というのは

外来で笑顔で

「○○さん~ん」と呼ぶ看護師さん。

 

理想としていたものと全く違う。

 

 

そして1番わけが分からなかったのが

看護師さんの仕事というのは

「看護診断」というものを行っていて

診断をもとに、「看護計画」というものを立て

その計画をもとに、仕事をするということでした。

 

 

もう、全く、理想とはかけ離れていました。

というより、私が軽く考えすぎていたのです💦

 

 

看護師に向いてない

自分が思い描いていた看護師像と現実のギャップ

ショックを受けて帰ってきた私。

 

「私にこんなことができるのか?」

 

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看護師に向いてないことを正直にレポートに書き

その後、大学を続けるか悩みました・・・。

 

しかし、大学を辞める勇気もなく

結局、ダラダラと大学に通うことに

 

 

とはいえ、のちに学内演習が始まり

血圧測ったり、採血や注射したりなんかして

テンションももちなおし

どうにか、こうにか、通えましたが

 

つねに

「私に看護診断や看護計画ができるのか?」

という心配がつきまといました。

 

看護師になってみて

実際、看護師になってみると

実際最初は本当に大変でしたが

 

先輩が色々と教えてくれ

慣れるまでは時間がかかりますが

なんとかなりました!

 

20年以上も看護師を続けられ

天職となっています。

 

 もし、看護師に向いてないかも

と思った看護学生がいたら

ちょっとでも私の話が参考になればいいな~

と思います。