ナースゆきのティータイム

院卒ナースのつぶやき

看護学校の受験~成績ガタ落ちから合格へ~

私の受験生時代

なかなか一筋縄ではいきませんでした・・・。

というのも、成績ガタ落ち・・・。

そこから受験クリアまでの道のりを

今回、書いてみたいと思います。

 

 

看護の勉強をしてもいいかな、と思い始め

看護学校の受験科目を調べ始めた高校3年生の春。

 

 

看護学校にもよりますが、たいていの学校の受験科目は

多くて4教科(国語 数学 理科 英語)。

 

しかし、受験校によっては、理科の受験選択科目が1科目だけでなく

2科目あるところもあり、これが、受験戦争を大きく分けました。

 

 

看護学校を目指す多くの生徒が理科の受験科目として選択するのは

ダントツで「生物」。

しかし、私は化学が好きだったので、「化学」で勝負することに。

「化学ができるのは受験に絶対有利」

という担任の先生の教えで、化学と生物の両方を勉強していました。

 

 

我が高校は定期の授業のほかに

朝8時からと、夕方4時からの選択補習授業というのがあって

数学と、化学、生物の補習授業を受講。

(今考えると、授業以外に補習授業やる先生も大変なことですね)

 

 

とはいえ、高校3年生。

受験もあるが学校行事も多々あるわけで

春の文化祭でクラスメイトの男子たちとの交流があり

けっこう仲良くなったのですが

そのうちのある男の子の事を好きになってしまい

そのコのことが気になって気になって

勉強が全く手につかなくなってしまいました・・・

 

 

そもそも我が校は勉強にとても熱心な学校で

朝、夕の補習授業のほかに、夏休みには「学習合宿」という

朝7時から夜9時まで勉強だけする、という何ら楽しくない合宿まで

企画するという力の入れようでした。

 

私も学習合宿に参加し、高校2年生の夏休みには

1日10~14時間勉強する、という生活スタイルが身につき

そのおかげもあってか

「クラスで4位」という成績を勝ち取ったこともありました。

 

しかし、高校3年生の夏休み。

みんなが勉強している中、私だけ全く勉強が手につかなくなってしまい

成績にめちゃくちゃ差をつけられてしまいました

 

模試では偏差値40を切る始末・・・。

放課後、担任の先生に呼び出され

「キミ、これなんですか?

これじゃあ、准看だって行けませんよ!と喝。

*准看:准看護師(国家資格ではなく都道府県資格)

 

とうとう、窮地に追い込まれ、現実を見た私

「これは、恋愛どころでない、勉強せなあかん!」と

学校の休み時間の10分の休憩時間も勉強にあてる

というくらい、必死に勉強に励みました。

我が家は塾に行かせてもらうお金もなかったので

全て、自力で勉強するしかありませんでした。

 

 

「キミ、これじゃ、準看だって行けませんよ」

と言った先生に

「絶対見返してやるーーーーー!!!」

ただその一心でした。

(ただの負けず嫌い)

 

 

そんなわけで分からないところがあれば

学校の先生に電話して聞く(←これは先生にしたら、かなり迷惑)

放課後、職員室に行って、質問するなど

必死に勉強しました

当然、補習授業も参加。

 

 

冬休みも、里帰りには参考書を持って帰り、空いた時間はずっと勉強。

 

 

そして、向かえた受験。

受験料、学費が安い看護専門学校4校と

国立系大学の看護短期大学部2校

計6校を受験しました。

 

 

当時、私の近くの国公立系の看護短大は

市立看護短大と国立看護短大があり

看護を目指す生徒はどちらかを受験するのですが

 

国立系は理科の選択科目が2科目だったので受験できない人が多く

私は2科目受験できたので、国立系を受験し、勝負しました。

 

受験倍率は市立系8倍に対して国立系1.5倍

 

「これ、3人に2には受かるやん!!

 2科目勉強してて、よかった~😭」

と思った瞬間でした。

 

 

結果、6校中、5校合格

最終的に国立系の看護短期大学部に合格したので

そこに行くことになりました。

 

 

ちなみに、落ちたのは大阪大学医療技術短期大学部で

笑えるほど、試験問題のレベルが格段に違い、お手上げ状態でした🤣

さすがは阪大!💦

 

専門学校の中には、高校受験(中学の教科書)レベルの問題もありましたので

学校によって、本当にレベルが違いました。

 

とまあ6校中、5校合格したので

「准看も行けませんよ」と言った先生に

「受かりました!」(ドヤ顔)と報告。

 

でも、先生は

「それは、よかったですね。おめでとうございます。」

と無表情。

でも、シャイな先生なので本当は喜んでくれていると思うし

先生の追い込みの言葉がなければ、私は頑張れませんでした。

先生には本当に感謝です。

 

 

と、色々ありましたが、めでたく、国立系の看護短大に

自宅から通うことになりました。

 

 

ちなみに、高校3年生の夏休みに好きになった男の子とは

私の気持ちは通じているようでしたが、お互いに受験生ということもあり

そのまま、進展することなく、良き友人というサヤにおさまりました。

(青春ですな~)

 

 

そして、看護の道へ進むのですが

それも、山あり谷ありの学生生活となりました。

トホホ・・・。

 

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