痰は何からできている?
看護短大3年生の外科の実習で
手術後の観察項目で
「痰の有無と・・・」と発表したとき
「そもそも、痰て何からできてるんか知ってる??」
と先生にツッコまれました。
は?何言ってんの?
そんなん、知るワケないやん!!
「そんなことも知らんのかぁ!!」
と先生にバカにされました・・・😭
痰は白血球の死骸
「痰は白血球の死骸やで」
と先生。
そんなもん、初めてきいたわ💦
ていうか、そんなん、教科書に載ってるん!?
みたいな。
実際、ほとんど勉強してなかった私は先生にバカにされても
何も言い返すことができません。
むしろ、心の中では、だから、何!?
それが何の役にたつん?
みたいな感じのノリでした。
・・・若かったので
イキがるだけはいっちょ前で
今思うと、本当に私、アホやったよな~と・・・。
痰はなぜ白血球からできるのか
だからと言って、今も痰がなぜ白血球からできるのか
なんて、医者でも学者でもないので詳しい説明はできませんが
炎症反応が起こるとき、体の免疫細胞が発動して
原因菌を攻撃する白血球なるものが菌と反応する。
その菌と反応した物質が痰や膿になる。
肺炎を発症すると、痰が多くなるのは
そういった反応からのようです。
もちろん、ケガをした時にできる膿なんかも同じようです。
炎症がなくなってくると(病気がなおってくると)
免疫反応も終了するので、白血球の活動も少なくなり
痰や膿が少なる。
それが病気が治ってきているというサインになる。
という感じらしいです。
痰の色
で、痰(膿)の色にも透明とか黄色とか、緑色とかあるんですけど
これは菌の種類で変わるようです。
透明:特に問題ない
黄色:主に細菌感染が原因
緑色:主に緑膿菌が原因
血液交じり:どこかに傷がある
そんな感じで痰や膿から、体に起こってることを
推測していきます。
タバコは吸わないほうがいい
学生の時はほんとに無知でしたが
看護師になってから思うのはタバコ吸ってる人は
手術後、痰に苦しむ人がけっこういる。
痰の量が多い。
それが原因で、手術後の酸素投与が長期化している印象がありました。
とは言っても、いずれちゃんと回復されますけど、
苦しい時は苦しそう・・・
だから、できるだけ、タバコは吸わないほうがいい
と言ってます。
現在の日本人の喫煙率は18%程度だそうですけど・・・
タバコの害はそれだけではなく
本当に万病のもとなんですけどね。
私の家族を含めて、喫煙する人がいなくなりますように・・・🙏